コーポレートサイトを制作する際に必要なページ5選

コーポレートサイトを制作する際に必要なページ5選

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コーポレートサイトを制作する際に必要なページ5選

こんにちは!

Webマーケットのディレクターの穂苅です!

今回は、「コーポレートサイトを制作する際に必要なページ5選」というトピックでWebディレクターの目線で解説します。

コーポレートサイトは企業の顔になるため、信頼感を持ってもらいつつSEO対策を意識しながら適切なページ構成を心がけることが重要です。

それでは、具体的に必要になるページについて詳しく解説していきます。

01.トップページ

トップページは企業の第一印象を決めるための重要なページです。

トップページの役割は本で言うところの「目次」のような役割を持っています。

どのページにどんな情報が掲載されているのかをわかりやすくまとめたのがトップページとも言えるからです。

トップページを制作する際には以下のポイントを意識して制作を進めましょう。

イメージスライダーの活用

最新情報や特徴的な製品・サービスをアピールするために、イメージスライダーを活用するのもよいでしょう。

しかし、ユーザーはホームページに訪問してからこのホームページが自分にとって有益かどうかを約2秒〜5秒で判断するために最も打ち出したい内容は1枚目のスライドに掲載することをお勧めします。

キャッチコピーの工夫

上述している通り、ユーザーにとって御社のホームページが有益かどうかを伝えるためにキャッチコピーはとても重要になります。

取り扱っている商品・サービスや企業の特徴を短いフレーズで伝えるキャッチコピーを考えましょう。

メインビジュアルの重要性

ユーザーの目を引くメインビジュアルを選び、企業の雰囲気を一目で伝えられるようにしましょう。

最新情報の表示

トップページに最新情報を掲載することで、企業の活動が活発であることをアピールできます。

また、最新情報を定期的に更新することでSEO的にも良い効果を期待することができます。

カラースキームやレイアウトの検討

ブランドイメージに合ったカラースキームやレイアウトを選び、統一感のあるデザインにしましょう。

特に色味は企業としてのブランドイメージにつながるため、会社ロゴや名刺のデザインなどで統一するのが一般的です。

02.企業情報(About Us)ページ

企業情報ページでは、企業の沿革や事業内容、経営理念などを紹介します。

以下のポイントを意識して制作しましょう。

社長挨拶や役員紹介の追加

社長の挨拶や企業理念を掲載することで、どのような代表がどんな想いでサービスを提供しているのかといった人間味をアピールすることができます。

コーポレートサイトはどうしても企業感が強くなってしまって親近感を持ってもらいづらいため、代表や社長の顔を掲載することで親近感と同時に信頼性も高まるため掲載することをお勧めします。

事業内容

事業内容や取り扱っている商材の紹介するセクションを設けましょう。

事業の内容や商材の種類によってはサービス紹介用のページと分けて、ページ内リンクを設置することでサイト内の回遊率を上げるようにしましょう。

アクセスマップや拠点情報の掲載

企業の所在地などのアクセスマップや拠点情報を掲載することで、訪問者に企業の所在地や連絡先を明確に伝えることができます。

また、特に地域性の強いビジネスの場合はGoogleマイビジネスと合わせることでSEOとしても高い評価を受けることが期待できます。

採用情報のリンク

採用活動を行なっている場合は企業情報ページから採用情報ページへのリンクを設置し、求職者にもわかりやすいようにアピールしましょう。

03.製品・サービスページ

製品・サービスページでは、企業が提供する製品やサービスの特徴や他社と比較した際の優位性などの詳細情報を紹介します。

以下のポイントを意識して制作しましょう。

製品・サービスのカテゴリ分け

製品・サービスをカテゴリごとに分け、訪問者が探している情報に簡単にアクセスできるように設計を工夫しましょう。

例えば商品数が多くなる場合はカテゴリーボタンを設置したり、各サービスの関連性があまりない場合はアンカーリンクを設置するなどしてユーザービリティを意識した設計にすることが重要です。

顧客事例や実績の掲載

実際にあった顧客事例やこれまでの実績を掲載することで、ユーザーにより自分事に感じてもらえたり製品・サービスの信頼性を高めることができます。

顧客事例や実績を紹介する場合は、どのような業界の人がどのような目的でどのように商品・サービスを購入してもらったのかをできるだけ具体的に掲載するのがポイントです。

そのため、ホームページを制作するかもしれないとなった段階から顧客にホームページに掲載しても良いかという確認は行うことをお勧めします。

よくある質問(FAQ)の追加

商品やサービスに関するよくある質問を掲載することで、訪問者の疑問を解決し、購買意欲を高めることができます。

また、実際によくある質問を掲載することで確度の低いお問い合わせを減らすことができるため、そういったお問い合わせに対応する工数を削減することができます。

動画や画像を用いた説明の工夫

商品やサービスが複雑になる場合は動画や画像を用いて特徴や使い方をわかりやすく説明しましょう。

動画を使用する場合は、サーバーに直接動画を設置してしまうとサーバーの容量を圧迫してページ全体の表示時間に影響を与えることがあるため、YouTubeなどの外部の媒体を使用することも検討しましょう。

ダウンロード可能な資料の提供

カタログやパンフレットなどの製品・サービスに関する資料をダウンロードできるようにすることで、訪問者に詳細情報を提供できます。

04.ニュース・ブログページ

ニュース・ブログページは、企業の最新情報や業界のトレンドを発信するページです。

以下のポイントを意識して制作しましょう。

コンテンツカレンダーの作成

社内でどのくらいの頻度で更新していくのかという投稿スケジュールを立てることで、定期的なコンテンツ更新が可能になります。

その際に注意する点としては、更新することがゴールになってしまいがちなのでSEO的に狙いたいキーワードや時流のトピックを選ぶことを意識してユーザーにとって有益な情報発信を心がけましょう。

ターゲットオーディエンスの分析

ターゲットとなる読者層を把握し、彼らにとって価値ある情報を提供しましょう。

そのためにはグーグルアナリティクスやサーチコンソールなどの分析ツールを使用してどのようなトピックが反応率が良いのかを把握することが必要になります。

社内のWeb担当者で対応が難しい場合は外部の業者などに依頼することも検討すると良いでしょう。

ソーシャルメディアとの連携

SNSでのシェアやフォローを促すことで、情報拡散の効果が期待できます。

SEOの観点からいうとSNSからの被リンクはあまり効果はありませんが、情報の露出量は増えるため記事を更新したらSNSも同時に更新することをお勧めします。

コメント欄の活用

読者からのコメントを受け付けることで、コミュニケーションが図れ、リピート訪問を促進できます。

コーポレートサイトでは企業感が強くなってしまいがちですが、ファンは人につくためできるだけ人間味を出したほうがユーザーからファンに引き上げることがでます。

カテゴリやタグの設定

記事をカテゴリやタグで分類し、訪問者が関心のある情報を簡単に見つけられるようにしましょう。

お問い合わせしている女性

05.お問い合わせページ

お問い合わせページは、顧客からの問い合わせや資料請求などを受け付ける最終到達(CV)ページです。

お問い合わせフォームの使いやすさやわかりやすさでCVRが大幅に変わるため特に意識して制作していきましょう。

問い合わせフォームのデザイン

どのページからもアクセスしやすく、問い合わせフォームが使いやすいデザインにすることが重要です。

特に問い合わせ項目が多すぎるとユーザーが途中で離脱してしまう可能性が高くなるため、多くても8項目程度に抑えるとよいでしょう。

また、フォームの操作性もCVRに大きく影響します。

例えば、氏名を漢字で入力したらふりがなを自動入力される機能や、郵便番号を入力したら住所が自動入力される機能などは原則として実装しておくことがベターです。

プライバシーポリシーへのリンク

個人情報保護に関する取り組みを示すプライバシーポリシーへのリンクを設置しましょう。

自動返信メールの設定

問い合わせ後に自動で返信メールが送信されるように設定することで、顧客満足度を高めることができます。

また、自動返信メールの件名や本文についても工夫を施すことでアップセルの確率が大幅に変わるため、しっかりと内容を吟味することが重要です。

SNSやチャットボットとの連携

SNSやチャットボットを活用して、よりスムーズな問い合わせ対応が可能になります。

予算や工数などを考慮して実装するか否かなを検討するのが良いでしょう。

問い合わせ後のフォローアップ手法

問い合わせ後のフォローアップを行うことで、顧客との信頼関係を築くことができます。

特に問い合わせ確認画面や上述した自動返信メールの内容によっては効果的にアップセルを期待できる施策を工数をかけずに実施することも可能です。

まとめ

以上の5つのページを充実させることで、コーポレートサイトとして最低限のホームページが制作できます。

実際にはSEO対策や運用フェーズを意識した更新機能などの実装が必要になりますが、Webマーケットではお客様の予算やご要望に応じてご提案いたしますので、ご興味のある方はWebマーケットの無料相談ページからご連絡ください。

企業の成長や業界の変化に合わせて、適切な情報発信を行い、サイトの価値を高めていきましょう。